社員インタビュー 佐藤 祥子 SHOKO SATO

関東の映像制作会社で進行管理の仕事をしていたんですが、私はもともと出雲出身で、そろそろ地元に帰りたいなと思っていたので、退職してこちらへ戻ってきました。もともとソフトを使って何かを造ることに興味があったので、職業訓練校でCADオペレーションを学ぶことにしたのですが、そこで実際に機械を触ってみると面白くて、ますます興味が湧いて。そこで製造業に絞って就職活動をしたのですが、多くの企業では経験者しか応募できない状況のなか、当社は未経験もOKと言っていただき、入社に至りました。

初めは「金型が何か」すら知らなくて。今は先輩の指導を受けながら装置の設計をしていて、例えば製品に孔を開けるための装置の設計などです。最初は設計図面のルールを覚えるのにも一苦労でしたが、幸い教えてくださる先輩方は皆さんとても優しく、分かりやすく指導してくださるので、私もとにかく分からないことは分かるまで聞く、を徹底しています。

最初の頃は、言われた通りに図面を描くことで精一杯でしたが、最近では「こう設計するのはどうですか？」と自ら案を提案することにも挑戦しています。自分の案が採用され、先輩から「いいね、それでいこう」って言われた時は、とても嬉しいです。とはいえ、今はまだ色々指導してもらいながら仕事をしている状況なので、もっと積極的に提案できるスキルを身に付けたいですね。

残業が少なめで、ワークライフバランスが良好な点でしょうか。前職では残業が多い職種だったんですが、今は定時で帰れる日も多いので、残業時間は月10時間以下だと思います。それに、30代半ば・未経験での転職でも、年齢・性別・経験問わずに採用してもらえたところは本当に有難いなと。経験者しか採用してもらえないところが多いですから。やる気さえあれば、門戸を拓いてくれるんだと感動しました。

今は先輩が私に付きっ切りで指導をされているので、もう少し自力でできるようになりたいです。現在は装置の構造を考える仕事ですが、実際は協力会社さんが付ける部品や配管、駆動の仕組みなどすべてを含めてひとつの装置が完成するので、もっと全体のことを分かっていないと、打合せでしっかり会話ができないんです。それができるだけの知識と経験をこれから身に付けていきたいです。